エキノックスにフォーカス:アップウェルの新型艦
カプセラの皆さん!
2024年最初の拡張コンテンツ、「EVE Online:エキノックス」が間もなく登場します。連載記事「エキノックスにフォーカス」の第2弾では、6月11日にニューエデンに登場する4種類の新型艦について、リリースに先駆けてご紹介します。記事の隅々まで目を通しつつ、5月16日16:00(UTC)より行われるCCPTVのライブ配信にて、拡張コンテンツに関するさらに詳細な情報を手に入れましょう。
拡張コンテンツ「エキノックス」ではアップウェルの強力な新型艦が複数登場し、カプセラは強化されたフリートを組んで数多の資源が眠るゼロセキュリティ宙域へと足を踏み入れることができるようになります。新型艦は基本的なT1ハウラーのスコール、スコールの派生艦のひとつで洗練されたフォルムを持つT2封鎖突破輸送艦デリュージ、頑強な深宇宙用特化型輸送艦トーレント、そしてアップウェルのラインナップで最大の超大型輸送艦アヴァランチです。
各艦は巨大なインフラホールドを備え、領有可能宙域を占領、アップグレードするために不可欠な様々なアイテムを収納可能です。収納可能なアイテムには、新登場の軌道スカイフックや衛星ドリル「メテノックス」、領有権管理設備やそのアップグレード、その他のアップウェル・ストラクチャや資源、領有権管理設備などが含まれます。本来の役割は輸送艦であるものの、4種類の新型艦はいずれもサイズから想像されるよりかなり強力なミサイル火力を備えており、高価な積み荷を奪わんとする襲撃への抑止力として活用可能です。また新型艦の専門性に合わせた2つの新たなスキルブック「アップウェル製ハウラー」と「アップウェル製超大型輸送艦」も登場しています。これらの2つのスキルブックはアップウェル・コンソーシアムのNPCステーションで入手できます。
スコール – エントリーレベルのハウラー
最初にご紹介するスコールは手頃な価格のエントリーレベルのハウラーで、インフラや反応試剤を輸送するのにうってつけです。スコールはT1巡洋艦より若干高い程度の価格で同等のカーゴ容量、HPに加え、比較的小規模な襲撃の撃退や、スカイフック襲撃など大規模なフリート作戦で活躍できる防御能力を備えています。またアップウェル製ハウラーはインフラホールド容量やミサイルダメージを強化するスキルボーナスのほか、ジャンプ疲労が発生する実質的距離を劇的に減少させる性能ボーナスを持っています。スロットについては、スコールはハイ/ミディアム/ローのスロットが4/5/3個の構成で、ランチャーとリグをそれぞれ3つ装備可能です。
デリュージ – 封鎖突破輸送艦
スコールのT2派生艦であるデリュージは、カーゴ容量とミサイル火力と引き換えにステルス性能が強化されており、光学迷彩型遮蔽装置を使用することができます。また機動性とワープ速度も向上しており、占領している領域の縁に設置しているインフラ設備を維持したり、敵の前線の後ろで活動したりするのに最適です。デリュージはスコールのアップウェル製ハウラーに似たスキルボーナスを備えており、インフラホールド容量やミサイルダメージが強化されるほか、ワープ速度とワープ加速度を増やし、遮蔽装置のCPU使用率を減少させる輸送船のスキルボーナスも持っています。また性能ボーナスとして、ジャンプ疲労が発生する実質的距離が減少するほか、光学迷彩型遮蔽装置や潜伏用ジャンプポータルジェネレーターを装備可能で、またあらゆるカーゴスキャナーに耐性があり、遮蔽装置の再起動遅延が短縮されます。デリュージはハイ/ミディアム/ローのスロットが4/4/2個の構成で、ランチャーを3つ、リグを2つ装備可能です。
トーレント – 深宇宙特化型輸送艦
デリュージの兄弟艦にしてスコールのT2派生艦であるトーレントは、機動性とスピードを犠牲にしてHP、インフラホールド、火力、フリートハンガーが増加しているほか、防衛モジュールと推進力モジュール、そしてエネルギーニュートラライザーのオーバーヒートボーナスが大幅に上昇しています。この艦船は容量と生存性能の両方がとても重要な高脅威環境に理想的です。トーレントはアップウェル製ハウラーと輸送艦のスキルボーナスを持っており、インフラホールドの容量とミサイルダメージ、フリートハンガー容量、そしてシールドレジスタンスが増加しています。また性能ボーナスによりワープコア強度も増加しているほか、複数のモジュールのオーバーヒートボーナスが2倍になり、ジャンプ疲労が発生する実質的距離が減少します。トーレントはハイ/ミディアム/ローのスロットが4/6/3個の構成で、ランチャーを3つ、リグを2つ装備可能です。
アヴァランチ – 新たな超大型輸送艦
新たなフリートの頂点たる存在が、大量のリソースを輸送できるだけでなく、EVE Onlineで初めてハイパワースロットを備え、さらにほとんどの戦艦に匹敵するレベルのミサイル火力を併せ持った超大型輸送艦、アヴァランチです。超大型輸送艦の中でも珍しいことに、アヴァランチはキャピタルフレックスシールドハードナーを装備可能なほか、自動捕捉型ミサイルのボーナスが強化されており、あらゆる支援と戦闘の状況において大きな存在感を示すことができます。アヴァランチはアップウェル製超大型輸送艦のスキルボーナスでインフラホールド容量、ミサイルと自動捕捉型ミサイルのダメージが増加し、さらに性能ボーナスにより、ジャンプ疲労が発生する実質的距離とキャピタルフレックスシールドハードナーの起動コストとパワーグリッド要件が大幅に減少しています。スロットについては、アヴァランチはハイ/ミディアム/ローのスロットが6/3/3個の構成で、ランチャーを6つです。
重要なカーゴを守りましょう
これらの艦船は、支援的なゲームプレイとアライアンスや領有権関連のインフラ維持に関わる人々にとって魅力的かつ有用なだけでなく、より幅広いプレイヤーの皆さんにとって魅力的なものにすることを意図してデザインされています。そのため、いずれの艦船もダメージに大幅なボーナスが適用されたミサイルランチャーを装備しており、ドローンを主武装とするプロキュアラー、オルカ、ロークアル、そしてネレウスなどの戦闘能力を有する輸送艦とは一線を画した性能となっています。高価な積み荷を満載して狙われるだけでなく、操縦していて楽しく、スモールギャングにおける小規模戦に積極的に貢献できるだけの火力を備えた強力な存在にすることが目標だったと言ってもいいでしょう。
各艦船が大手コーポレーションだけでなく個人レベルのインダストリアリストにとっても魅力的になるよう、インフラホールドは規模の大小を問わずインダストリー関連のタスクで必要なあらゆる物資を運べるようになっています。燃料や惑星商品を含む様々な物資を積載できるため、惑星インダストリーに従事する、エピタルよりさらに優れた艦船を求めるパイロットにとって最高の選択肢となるでしょう。
これまでにないハウラーの操縦体験
6月11日のエキノックスのリリースにより、スコールとアヴァランチの設計図がアップウェル・コンソーシアムに加入しているNPCコーポレーションのステーションで入手できるようになります。デリュージとトーレントについてはスコールの設計図コピーから発明する必要があり、この発明ジョブを行うには、4大主要国家の国家間戦争義勇軍のロイヤルティポイントストアにて購入できるアップウェル宇宙船工学のデータコアが必要になります。またこれらのT2新型艦の建造には新登場のアップウェル製部品が必要で、アップウェル・コンソーシアムに加入しているNPCコーポレーションのステーションにて購入できる設計図を使い、あらゆる主要大国の部品を織り交ぜて建造することになります。
高価なリソースを積載して広大なニューエデンを駆け巡る個人レベルのインダストリアリストやコーポレーションのメンバーであれ、あるいは身の程知らずの敵から回収した戦利品や死体を運ぶ大型ホールドを求めているプレイヤーであれ、思いついた装備構成はそのままスリリングなコンセプトとなり、ニューエデンに新たな興奮をもたらします。探究の準備として、まずは5月16日16:00(UTC)にスタートするCCPTVでのライブ配信を視聴しましょう!