エキノックス、YC126年6月11日に登場
情報提供:星間メディアネットワーク、エバーモア
星間メディアネットワークによれば、ゼロセキュリティ宙域だけでなくニューエデン星団全域の状況に不可逆な変化をもたらす可能性がある、複数の重要な新技術に関する報告が入っているとのこと。
アップウェル・コンソーシアムが間もなくのリリースを正式発表したエキノックス, は、同団体が呼ぶところの『宇宙の植民地化とインフラ開発の未来に記念すべき進歩』をもたらす総合ソリューションで、ゼロセキュリティ宙域での生活に革新をもたらすでしょう。この多大な影響をもたらす革新的新製品を利用することで、ゼロセキュリティ宙域の事業団体は新たな惑星資源の利用、操作や宙域のカスタマイズができるようになるだけでなく、高度な技術を持った効率的な労働力へのアクセス、そして安定的な収入を得るチャンスも手に入れることができます。しかし、これは氷山の一角にすぎません。詳細は こちら. でご確認いただけますが、YC126年6月11日にアップウェル、パラゴン、そしてAIRがニューエデンに複数のさらなるイノベーションをもたらすことを発表します。
また、報告によればVanguardのテストを新たな環境で行う計画が立てられています。今回のオペレーションでは地上戦に適応型兵器が新たに導入されるほか、大きな変化をもたらす新コンテンツなども登場します。テストの開始はYC126年6月20日で、YC126年7月1日までの開催を予定しています。
惑星の力を我が物にしましょう
アップウェルがアウビケンシステムで新たに建設中のプロトタイプストラクチャについては、ニューエデン中のカプセラの皆さんの注目の的となっていました。多くのパイロットがストラクチャの開発に手を貸すことを選んだ一方、目的については分からずじまいだったこのストラクチャに関し、アップウェルがついに正体はプロトタイプの軌道スカイフックであることを発表しました。高度な植民用ストラクチャの一種である軌道スカイフックは、YC126年6月11日のエキノックスのリリースによりカプセラが利用できるようになります。
エキノックスの心臓部である軌道スカイフックは、いわゆるスカイフックを進化させたもので、これを利用することでかつてないほど効率的に惑星から宇宙への輸送を行うことができます。領有可能なゼロセキュリティ宙域内の惑星の軌道上に係留すれば、ゼロセキュリティ宙域に版図を築かんとするリーダーの皆さんは必要な動力や労働力、そして反応試剤をこのストラクチャから受け取れるようになるでしょう。
スカイフックを使った惑星からの資源回収能力のほかに、エキノックスは衛星用ドリル「メテノックス」も備えています。自動資源抽出ストラクチャであるメテノックスを利用することで、ローセキュリティ宙域とゼロセキュリティ宙域で活動する各種組織はシステムにおけるオペレーションを最適化し、人力での採掘ではなく拡大と戦略にリソースを集中できるようになります。
もうひとつの革命的施設が領有権ハブです。インフラストラクチャハブを置き換える形で登場するこの領有権主張ユニットは宙域支配の新たな礎となる施設で、スターシステムの地政学的状況と、システム内の惑星に応じたアップグレードオプションを備えており、各スターシステムの物理的特性や宙域の支配者が掲げる目標や戦略的傾向を反映した繊細な支配が可能です。例えば、あるアップグレードを適用した場合はそれまで検知できなかった新たな鉱石を発見できるようになり、また別のアップグレードの場合は、最も脅威度が高い海賊を検知する役に立ちます。この新たな技術は惑星資源の利用方法を一変させ戦略性を高めるだけでなく、製造工程のボトルネックが改善され、カプセラはかつてないほどにスターシステムをコントロールできる、まさに思い通りに宇宙を形作る力を手に入れることができます。
この新たなストラクチャの所有者こそがシステムに存在する貴重な資源の支配権を握ることになるため、ライバル勢力たちがこの重要な資産を奪い合う可能性もありますが、アップウェルは、このストラクチャの登場がゼロセキュリティ宙域の支配権を巡るカプセラ同士の争いの火種になるのではないかという懸念を即座に否定しました。
また、アップウェルの新ストラクチャはゼロセキュリティ宙域においてこれまでよりも貴重な資源を発見、抽出できるため、周辺宙域での海賊の活動が活発化し、危険性が増大するのではないかという声も上がっています。アップウェルはこういった声に対する明確な返答を避けつつ、導入を検討しているクライアントに対して本ストラクチャの耐久性と復旧能力の高さをアピールしましたが、著名な海賊勢力のリーダーたちを呼び寄せてしまうのではないかという意見についてはコメントを拒否しています。
統合ソリューション「エキノックス」のもうひとつの重要な点として、4種類の新型艦の登場が挙げられます。いずれもあらゆる種類のインフラを輸送できますが、アップウェルのゼロセキュリティ宙域におけるオペレーション変革にかける意気込みを示すように、惑星資源の運搬に特化した性能となっています。資源収集と領有権に関する新たなダイナミクスに対応できるよう調整された新型艦により、宇宙植民の新時代におけるカプセラの皆さんの可能性が大いに広がるでしょう。
アップウェルはほかにも、クローン研究におけるブレイクスルーを達成した技術を投入しています。この広大な宇宙で人々を動員、活用する仕組みにもたらされるパラダイムシフトの象徴たるこの技術は、ゼロセキュリティ宙域のコーポレーションを、高度な技術を持つ労働力で後押しするでしょう。
アップウェルの広報担当者は、総合ソリューション「エキノックス」は領有可能なゼロセキュリティ宙域に対するカプセラの支配に変革をもたらすとしつつ、これは前代未聞の新時代の幕開けにすぎず、無限の可能性を持つこの広大な宙域はさらなる発展を遂げると述べました。広報担当者は、エキノックスは現在進行中の進化と伸張の礎となるもので、これはただの始まりだと断言しています。
個性の表現
多くのカプセラは、火力と戦略と同じぐらい個性とレガシーを大事にしています。アップウェルの発表の直後、パラゴンはプラットフォーム「SKINR」の革新的な拡張アップデートを行い、YC126年6月11日より艦船のカスタマイズを行えるようになることを発表しました。この野心的なプロジェクトにより、クリエイティブなカプセラは所有している艦船用SKINをデザインし、シーケンスを設定することで、自分だけのスタイルを表現し、新たな専門職への道を模索できるようになります。さらに、カプセラはコーポレーションの制式SKINをデザインし、大規模なシーケンス設定を行うことで自社のアイデンティティを強化することも可能です。そう、SKINRによって新たに美を巡る戦いの火ぶたが切って落とされ、宇宙という大舞台で比類なき形で個性を表現できるようになるのです。
SKINRはベーシックやメタリックのナノコーティングのほか、パターンに対応した非常に多彩な要素をデザイン可能で、SKINデザインそれぞれにつき5つのカスタマイズスロット(4つはナノコーティング用、1つはパターン用)を備えています。パラゴンは全てのカプセラが一定数の要素をカスタマイズできるようにしていますが、新登場のパラゴンハブやニューエデン中のアクティビティを通じてカスタマイズ要素を増やすことができます。デザイナーは作品を保存、自分の艦船で作品を披露したり、所属コーポレーションに独自のSKINを提供したりできるほか、SKINのシーケンシングやほかのパイロットへの売却でISKやPLEXを手に入れることも可能です。パラゴンの対カプセラ窓口であるIRISは次のように述べています。『ニューエデンに生きるカプセラの皆さんの創造力を解放できることを誠に嬉しく思います。パラゴンは才能あふれるデザイナーの皆さんの可能性をさらに広げることで、カプセラが自らの“旗”を掲げられるようになり、あらゆる出会いを個性の表明の場といたします』
目標の改良とコーポレーションの強化
研究開発機関であるAIRが、間もなくAIRデイリー目標システムを強化し、長期的な月間目標を追跡できるようにすることを発表しました。戦闘から探検、トレードから製造にいたるまで、分かりやすくかつ報酬が手に入る形でチャレンジを提供できるデイリー目標を活用すれば、コーポレーション所属のカプセラのやる気を引き出しつつ、AIRが行っている最先端の研究をサポートすることができます。
月間目標により、コーポレーションの活動への参加方法がさらに多彩になります。アルファパイロットとオメガパイロットの報酬は別々に設定可能で、献身具合と達成内容に応じて目に見える形で報酬を提供し、業務への定期的な参加を促すことができるデザインになっています。
またコーポレーションの団結と業務効率を向上させるため、AIRはCONCORDやコンシャスソウト学会と協力し、コーポレーションのインターフェイスとコーポレーションプロジェクトの大幅な改良に取り組んでいます。これらはコーポレーションを率いる皆さんがコーポレーションプロジェクトを通じ、メンバーをより簡単に動員できるようになる改良で、かつてないほど多様な方法でメンバーのエンゲージメントを高め、コーポレーションの目標を前進させることになります。具体的な改良点としては、艦船補償制度の自動化のほか、ロイヤルティポイントの獲得や残骸のサルベージなど新たなタイプのアクティビティへの報酬設定が含まれます。
またコーポレーションの管理に関するインターフェイスデザインが細部にいたるまで刷新され、ユーザビリティが向上します。直感的な閲覧性や精緻なアイコン、あらゆる場所で表示されるようになったツールチップを備えた刷新されたインターフェイスでは役職やタスクの管理がシンプルになり、コーポレーションのリーダーとメンバー両方にとっての体験が改善されます。これらの改良はコーポレーションのコンテンツをより簡単に閲覧できるようにするだけでなく、将来的な拡張や機能の土台を築く意味合いも持っています。
Vanguardの新たな戦場
地上戦によりニューエデンに混沌を振りまくため、デスレス・サークルは新世代の戦闘用クローンであるVanguardの部隊と契約を結び、惑星上で遂行される様々な作戦に投入しています。新たな戦場での戦いは YC126年4月25日 に始まるほか、1か月ほど後に再度勃発するとの噂がザルザクから流れてきています。
YC126年6月20日から同年7月1日まで行われるVanguardの大規模派兵 で、戦闘用クローンたちはよりディープなスパイ活動や、物資の回収、そして敵対勢力との直接戦闘に焦点を当てた新たなチャレンジに挑むことになります。特筆すべきは、本作戦はVanguardの派兵先が追加され、これまでデスレス・サークルが手を出してこなかった惑星に送り込まれることになるという点です。正確な位置は明らかになっていないものの、デスレスは汚染水域にある群島にある仮設拠点の廃墟を狙っており、おそらく残骸が散らばる中での調査になる模様との情報が、情報筋よりもたらされています。
IMNが傍受したデスレスの通信によれば、Vanguardは適応型兵器を導入し、さらに危険度を増しているとのこと。これは戦闘用クローンが破壊兵器のカスタマイズや戦闘中や戦闘外におけるアイテムや装備の出し入れ、再出撃時における装備変更などを行えるようになったことを意味しています。こういった技術の進歩により戦闘能力が向上したことで、進行中の紛争においてVanguardの戦闘用クローンを契約しているカプセラや各勢力の義勇兵は新たな戦略を駆使できるようになるでしょう。
エキノックスを活用し、頭角を現しましょう
間もなくとなったエキノックスのリリースは、ニューエデンで最も野心的な人々にとっての新時代の幕開けとなる出来事です。ゼロセキュリティ宙域の情勢を戦略的に動せるようになるほか、SKINRで個性を表現できるようになり、さらにカプセラの繁栄を後押しするデイリー目標が強化され、恐ろしきVanguardの作戦への従事という選択肢も登場します。この最高のタイミングで偉大な存在になる夢を掴み、自らの運命を切り開きましょう。