エキノックスのアップデート:領有権システムの移行
カプセラの皆さん、
最新の領有権アップグレード、クオリティ・オブ・ライフ改善、コンテンツ変更が星団全体で実装され、ニューエデンが変化の時を迎えています。EVEコミュニティからの価値あるフィードバックを基に形作られたこれらのアップデートは、領有権システムの移行、ゼロセキュリティでの新たな機会の追求、戦略的な作戦の最適化を今まで以上に簡単にするものです。
今すぐ移行
拡張コンテンツ「エキノックス」で導入された新しい領有権システムは、新しい資源とチャレンジを追加することで、領域を支配したり、そのために戦ったりすることの意義と価値を高めることを意図して作られました。EVEコミュニティと星間管理評議会(CSM)が提供してくれた価値あるフィードバックのおかげで、新しいシステムへの切り替えをよりシンプルで魅力的なものとするために対処すべき改善点を複数のエリアで知ることができました。
領有権システムの適応プロセスをさらにシンプルにするため、移行前にアライアンスが未払金を完済しなければならない条件を削除しました。これにより、アライアンスは財政の管理ではなく、戦略的な決定と運営計画に、より集中できるようになっています。
さらに、新アップデートはゼロセキュリティの特異点の価値も高めてくれます。アップグレードされた領有権システムのコア要素である重大脅威探知施設が、ゼロセキュリティの全レベルでより価値の高い特異点を提供します。この調整により、アライアンスはゼロセキュリティ内のどこにいても戦闘と探索においてより多くを稼げる選択肢を持てるようになり、ソロのパイロットと大規模なフリートの両方が、改善されたPvEコンテンツの恩恵を受ける機会が増加します。
採掘強化の新ティア導入により、ゼロセキュリティでの採掘活動の汎用性が高まりました。この新ティアは、コストが大きく下がってはいるものの、同時に効率も劣っており、小規模な採掘を好むインダストリアリストや、採掘成果と他の戦略的目標との間でバランスを取りたいカプセラに、柔軟性の高いオプションを提供します。
新しいシステムをより利用しやすくするために、領有権のアップグレードに関するコストのバランスが調整されました。まず、軌道スカイフック建造のコストが25%が下がっています。次に、各アップグレードに必要となる労働力と電力消費が少なくなり、アップグレードが使用するマグマ性ガスと超イオンアイスの量も少なくなっています。これらの変更は、影響力を増そうとしているアライアンスの資源面での負担を減らし、より合理的で持続可能な成長を可能にします。これらの調整により、ゼロセキュリティでの支配力発揮は、圧倒的な経済力による部分が少なくなり、戦略的な計画と意思決定がより重要になっています。
10月、アップウェル・コンソーシアムが「エキノックス」にさらなる改善をもたらします。これは、軌道スカイフックのメカニクスを改良し、維持と防衛の労力を減らしつつ、紛争を生み出す要素を維持するものです。新デザインでは、反応試剤の生産量が増えて整備の労力が減っている一方で、紛争の意義も維持されています。これにより攻撃者はスカイフックを攻撃しにくくなり、襲撃が今ほど一方的にならず、ストラクチャの建造がアライアンスにとってより魅力的になり、維持と防衛の労力も減少します。
これらすべての変更は、領有権システムを洗練させ、すべてのカプセラにとってアクセスしやすく、満足感と利益をもたらすものにすることを目的とした継続的な取り組みを反映するものです。この新システムは、障壁を低くし、報酬を強化し、よりバランスの取れた防衛オプションを提供することで、ゼロセキュリティにおいて深みのある戦略とダイナミックな紛争を奨励するようデザインされています。アライアンスは今すぐこれらの改善を活かし、ニューエデンでより強い存在感を発揮すべきです。
キャピタル艦、士官、よりスマートなボム
また、キャピタル艦建造の洗練、スマートボムのバランス調整、利用可能なモジュールの種類拡大を目的とするアップデートも実施されています。これらの変更は、より合理的なプロセス、新しい戦略的機会、フリートのより多様な装備オプションをカプセラに提供することを目的にデザインされています。
キャピタル艦と大型キャピタル艦の建造プロセスを簡易化することで、キャピタル建造の最適化を行いました。必要資源とワークフローを調整することで、これらの強力な艦船をより効率的に建造できるようになっています。今回のアップデートで、キャピタル艦建造がよりアクセスしやすいものとなり、小規模な製造者が必要資源について前ほど心配することなく、特定のキャピタル艦用従属部品を作ることを専門にすることができます。加えて、アイソゲンの必要量を半分にし、これをノキシウムに置き換えることでT1戦艦のコストが大幅に下がっています。この調整は、一部の資源への依存を抑え、T1戦艦の全体的なコストを下げることで、より多く建造し、使用する機会を提供するものです。
ポクヴェンで活動しているカプセラが移動式観測所を設置できるようになりました。この施設を設置すると、自動起動プロセスの完了後、定期的にソーラーシステム内でクローク状態のオブジェクトをスキャンし、その存在を明らかできるようになります。これにより、システム内で偵察活動を行っている敵のカプセラを発見し、初期段階で脅威を排除したり、やる気を削いだりできる確率が上がります。
アビスと既知の宙域におけるドリフター活動の増加により、最大10人の高地位の海賊士官が登場し、彼らが新しいモジュールを50個以上ドロップする可能性があります。ハイセキュリティのアステロイドベルトで珍しい士官用フリゲートが、ローセキュリティのベルトで士官用巡洋艦が出現しているという報告が入っており、手強いチャレンジと強力な新装備を獲得する機会を提供しています。
さらに、すべてのスマートボムに包括的なバランス変更が適用され、現在のEMPスマートボムのステータスと同程度にまで引き上げられました。このバランス調整は、ダメージタイプ全体で一貫性を確保するだけでなく、勢力と士官レベルのスマートボムにおいてより戦略的な意思決定を奨励するものでもあります。これらの新オプションは、カプセラの戦闘セットアップのカスタマイズ可能性を強化し、戦場にさらなる多様性をもたらすことになるはずです。
チャットとコミュニケーション操作の強化
効果的なコミュニケーションは、ニューエデンにおける戦略計画、人間関係の構築、トレードの成功などにおいて極めて重要なものです。情報共有および社交のためのツールとしてチャットの重要性を認め、複数の改善を導入して操作性と全体的なユーザー体験を向上させました。
チャットタブおよび他のウィンドウタブを整理できるようになり、より柔軟なインターフェースのカスタマイズが可能です。加えて、最小化したチャットウィンドウがセッション全体で最小化されたままになり、より見やすく一貫性のあるインターフェースとなっています。
メッセージの管理も改善されています。2行以上のメッセージが自動的に短く表示されるようになりました。折りたたまれる前に、何行表示するかを選ぶことができ、より読みやすく操作しやすい合理的なチャットビューを作ることができます。これは、重要な情報が隠れてしまうことを防ぎ、重要なコミュニケーションを強調してくれます。
加えて、チャットチャンネルで特定の語句にフィルターをかけられるようになり、スパムや不要なコンテンツを減らせるようになっています。これにより、よりフォーカスされた関連性のあるチャット体験が実現します。特に座標と情報を共有するチャンネルで有用になるはずです。公開チャンネルでの多くの紹介リンクに新規プレイヤーが戸惑うことが多かったため、分かりやすさを維持するために、これらリンクは新しいプレイヤーフォーカスのチャンネルでは利用できなくなっています。ただし、コーポレーション、アライアンス、プレイヤー作成のチャンネルは、より優れた管理が実施され、リクルートに活用されているため、引き続きリンクを利用できます。
これらの改善は、ニューエデンにおけるクオリティ・オブ・ライフを向上させるための継続的な取り組みの一環であり、コミュニケーションを星団のすべてのカプセラにとって、より効果的でユーザーフレンドリーなものとすることが意図されています。
機会を掴め
上記のアップデートでもたらされた改善は、さらに優れた操作性や柔軟性、ニューエデンにおける機会をカプセラに提供します。キャピタル艦をよりアクセスしやすくする最適化から、より利益の多い探索と戦闘のためのゼロセキュリティの高価値特異点の導入、戦略的連携を強化するためのコミュニケーションの洗練化まで、それぞれの変更がゼロセキュリティなどにおける体験をさらに豊かなものするようデザインされています。コストを下げ、メカニクスを改良した新しい領有権システムでは、領域と資源の管理をよりバランスが取れたやりがいのある方法で行うことができます。カプセラはこれらの改善を活かすことで、成長と進化を続けるEVE Onlineの宇宙で、力と影響力が複雑に絡み合う中を柔軟に進むことができるでしょう。
良き航海を。
o7